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アヤナザのポルトガル通信
第54回:サンタレンのミシュランレストラン
2022.10.27
さてさて、早速今回の1ヶ月半のポルトガル滞在で美味しかったレストランから紹介して行きましょう。
やはり食べることが1番ワクワクしますね!笑
リバテージョで泊まっていたホテルで仲良くなった家族におすすめされて、行ってきたこちらのレストラン。
O Balcão
シェフはリバテージョでは一番有名だと思われる人であります。
到着してみると外観は、想像とは違う小さなレストランでしたが、ミシュランのシールがいっぱい。
テレビなどにもよく出ている人なので、ついつい超豪華なレストランかな?と思ってしまったのですが、素敵な感じにこじんまりとしておりました。
早速入店です。
店内は小さいですが、とても雰囲気がいい感じ。壁には地元のワインがたくさんあり、ポルトガルらしいお皿もたくさん飾られておりました。
さてさて座ると出されたのがこのイカした封筒と封筒カッター。
一瞬、何が出されたのか分からなかったのですが、すぐにこちらを開けてメニューをご確認くださいと言われたので、これがメニューだということが分かりました。ナイスなセンス。
開けると既に英語メニューでした。笑 ついにポルトガルメニューを出してくれないことが多くなったポルトガル。
コロナ前までは、スペイン語やフランス語があっても、英語はないなんてこともあったのですが、急激にアメリカ人も増え、どこも英語が対応できるようになっているポルトガルです。
まずはいつものスターターですが、
これ、ポルトガル?と思うほどにオシャレな連続。笑 このオリーブオイルだけで4ユーロもしたので、わお!と思いましたが、美味しかったです。
高い高いってあまり文句は言ってはいけませんね。
パンや、オリーブオイル、スターターはあまり値段が載ってないことも多いのですが、ここはしっかり表に乗っていて、それなりに全てがしっかりしたお値段でした。やはりポルトガルも人気になるにつれ、色々なレベルが上がってきております。
まずはスープ。
娘用です。毎回同じスープがあるわけではなく、その時々の旬なもので作ってくれるそう。この日は人参とトマトにタラコが入っているという何とも斬新なスープだったのですが、これがおいしかった!
たらこがスープに入っているなんて!!!驚きです。プチプチした感触がいい感じ。
そうこうしているうちに私たちのメニューも到着です。
炭水化物は、ご飯かポテトが必ず付いてくるポルトガルのディッシュですが、この日はポテトのピュレが出てきました。
メインは48時間煮込んだ牛の頬。これが美味しいんだ・・・
もう一つはマッシュルームソースがかかったサーロインにコリアンダーが入ったライス。
このサーロインも美味しかったのですが、牛の頬がホロホロで柔らかすぎて、サーロインが少し硬めに感じてしまいました。しかし、こちらも良いお肉!!!
この一緒に出てきたシンプルな味付けのコリアンダーライスはありそうでなかったのですが、食べて見ると、とっても美味しい!!!
いつもメニューを見るときには足りないかなぁと思ってしまうのですが、結局出てくると毎回食べれないほどの量になるのがポルトガルでの食事の定番です。
最後は、お決まりのカフェをクイッと飲んで終了ですが、最後の最後まで拘っておりました。
サンタレンは闘牛でも有名な町。リッチな人たちがリスボンからも車を走られて、やってくるので、素敵なレストランも色々あることを知りました。
年々変わっていくポルトガルのレストラン事情。
こういうところに来ると、ポルトガルは急速に変わっているなぁと感じつつありますが、ポルトガルはポルトガルらしく成長して行ってくれると嬉しいなぁなんて思います。
(成長してない日本の国民の私にそんなこと言われたくないかもですが・・・笑)
そして、先週ポルトのウェブサイトで発表させていただいた
新刊のおしらせ
ぜひ手にとって読んでみてくださいね!
バイヤーの目線から見たポルトガルがたくさん詰まっております。。