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アヤナザのポルトガル通信
第11回:マデイラ島のケーブルカー
に乗ってみた!
2020.07.31
マデイラの観光スポットで人気のトップに入るのがやはりケーブルカー。マデイラ島のテレフェリコでしょう。
いつも悩むのがテレフェリコの言い方。ロープーウェイ?ロープウェイ?ケーブルカー?日本語での正式名称が分からないまま、私たちはいつもテレフェリコとポルトガル語で呼んでいます。
そんなテレフェリコですが、ありとあらゆるポルトガルの観光スポットにあります。日本人でテレフェリコでめっちゃテンション上がる人って少ないと思いますが、私のポルトガル人の友人はみんなテレフェリコ大好き!とても興奮してテレフェリコの話をいつもしています。
ということで、そんな大人気のテレフェリコに乗ることに。これ、モンテ地区まで繋がっているのですが、めちゃめちゃ混んでいました。どれくらい待ちますか?と聞くと、「うーん・・・20分くらいじゃない?」と。渦を巻くほどのすごい列だったので、どうしようかな・・・と迷いつつ乗ることに。
大体15分〜20分くらいの空中散歩。
ナザレのケーブルカーのようなのに乗った時にはレシートのようなチケットだったので、それに比べるとしっかりしているし可愛い。記念の為に取っておこうかな?
さて、長蛇の列だし、お昼寝やお昼ご飯の時間もあるし、どうしよう・・・っと思っていると、ベイビーがいるということで素通りで1番前に入れてくれました!超ラッキー!そこで「すんません〜」「申し訳ないです〜」という感じで入って行くのですが、みんなあらあら可愛いベイビーチャンね!とニコニコ手を振ってくれたり優しい目で見ていてくれると本当にありがたいなぁと思います。
多分、日本が子育てしにくい国なのではなくて、欧米が優しすぎる!特にラテンはそうですね!笑
通る窓口も施設も全てハイテクで新しい感じがしたので、最近投資したのかな?
私にとって、ケーブルカーはスキーの時に乗るもの!!!という思いが強く、リフトでは行けないくらいの高い山の上まで連れて行ってくれる交通手段だと思っていたので、ただただ景色を楽しむというレジャーな楽しみ方にはあまり慣れていなかったのですが、いざ乗り物に乗るとなるとなんだかテンション上がる。
このケーブルカーは6人乗りということで私たちはスコットランド人の夫婦とイギリス人夫婦と同じカーゴで出発。ポルトガルではどこかの観光客とこうして相席になることも多いので、お喋りができて楽しいですが、英語が苦手な人はチョット嫌かもしれないですね。こういう時のポイントはとりあえず目を見て話してください!
向こうも観光中で結構テンションも高いですし、普段アジア人を見ない、見ても話す機会がない人なども結構いるので、めっちゃくちゃ質問されます。そういうのを見ていて彼らは(特に観光好きなヨーロッパ人)私たちのことも知りたがっていると思うので、めっちゃ質問されたら、出来るだけフレンドリーに話してあげましょう。欧米人は旅先でのお喋り大好きなので。
娘が怖がったりしてギャン泣きしたらどうしようと思ったのですが、目の前に広がるマデイラの風景を見ながら、
ぅわ〜おぅ!!!
と喜んでいたので胸を撫でおろしました。
豪華客船のクルーズ船も見えます。
少しずつ上がって行くに連れて思ったのが・・・こんな家の上行っちゃって大丈夫???プライバシーとか無くないですか???ってこと。笑 前にも書いたけれど、日本じゃありえない!!!よく見ると、庭にテレフェリコのポールが刺さっていることも。
よく建てさせてくれたな!!!と思います。
普通に人の庭にケーブルカーの足が立っているからそっちが気になってしまって、綺麗な景色と家の庭のポールの立ち位置を交互に確かめてしまいました。笑 校庭の上を通ったりするけれど、毎日だと怖くないかなぁ・・・とか色々と心配。
上に近づいてくると流石に空に近い気がしてドキドキしてきました。
一緒に乗っていたスコットランド人の老夫婦がトボカンやらなくても、これだけでスリル満点よ!とやたら言っていたのを聞いて、確かになぁ〜と思った最後の3分。チョットだけ私も怖かったです!
無事到着したモンテエリアは少し寒め。かなり高い山の上まできた感じですね。
帰り道はトボカンに乗って帰ることもできるし、またケーブルカーに乗って帰れるのですが、降りた人はあんなにいっぱい居た人も帰りは全くいませんでした。やっぱりみんなトボカンで降って行くのか!!なるほど。
誰もいない下りのテレフェリコ乗り場・・・
チケット売り場にすら人が居ない。笑 さすがポルトガルですね。
上りの時はあんなに晴れていたのに、散歩をして昼食を取って帰ろうとしたら、今にも雨が降り出しそうなマデイラの空模様。
ポルトガルに行くようになってとてもケーブルカーに乗る機会が増えた私たち。この空中散歩はなかなかスリリングで楽しいケーブルカー経験の一つとなりました。
マデイラを知るには最適なケーブルカー体験。チョット待たなければ行けないのが気になりますが、楽しい経験になると思うので、絶対に外さずに乗ってみてくださいね!
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Profile
筆者:アヤナザ
10代の頃からフランス、オーストラリア、ブラジルと様々な国々にて10年ほど海外生活を送った後、いわゆる西洋文化の中ではポルトガルが日本人に1番合うと確信。ポルトガル移民が多いブラジルはクリチバに在住中、ポルトガルと出逢い、2014年ポルトガル食品のインポーターに。
ポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を話す。1児の母。趣味は茶道とフルート。
最近は「ZEN」と「マインドフルネス」について調べるのが好き。
10代の頃からフランス、オーストラリア、ブラジルと様々な国々にて10年ほど海外生活を送った後、いわゆる西洋文化の中ではポルトガルが日本人に1番合うと確信。ポルトガル移民が多いブラジルはクリチバに在住中、ポルトガルと出逢い、2014年ポルトガル食品のインポーターに。
ポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を話す。1児の母。趣味は茶道とフルート。
最近は「ZEN」と「マインドフルネス」について調べるのが好き。