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アヤナザのポルトガル通信
第19回:リスボンのフライト向きのホテル
2020.10.02
まずは【新入荷のお知らせ】
数々の困難を乗り越えてやっと、
今回はコロナが絡んだり、色々と手続きが上手く行かなかったり、
一瞬お値段が高い!!!と感じると思いますが、
予約注文して頂いた方々には順に出荷してまいります!
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https://portodoporto.com/?pid=113786581
さてさて、それでは早速今日のブログへ。普段ポルトガルへ行く時はそれなりに長く滞在するので、ホテルには泊まらない私たち。そんな中でも、滞在中に何度かホテルを利用する時があります。ズバリそれはフライトの前後!!!アジア行きのフライトは早朝や、遅い時間が多く、ホテルのように24時間体制のところでないとチェックインやアウトが色々と大変なのです。今までは決まって空港近くのホテルに宿泊していたのですが、意外とリスボンではオリエンテ駅近郊もフライトの前後向きだということが今回の旅で判明。
本日はオリエンテ駅のエリアParque das naçõesでおすすめのホテルをレポートです!!!
オリシッポ オリエンテ
出ました滑稽な名前。ポルトガル語ってたまにこういう日本語だととても滑稽に聞こえる名前のものがたくさんあるのですよね。六本木をホッポンギというのとかも面白いですが。
このブログを読んでいる方はもうご存知だと思いますが、Parque das naçõesはリスボンの万博エリア。リスボンらしからぬ全て新しいエリアで、少し前までは何もなかった場所なのですが、万博時に開発され、今はビルやモールが建ち並び、新しいエリアだけれど結構高級エリアとして好きな人には人気の場所です。あの人気の水族館もこのエリアにあります。
早速綺麗なレセプションに通され、ウキウキ。
ホテルの方もとっても優しく、遅い時間でも早い時間でも疲れを癒してくれます。
遅い時間の到着だったりで、申し訳ないですが、スタッフさんも慣れているのでとっても優しい!
長めのフライトで疲れた娘も嬉しそう。
お部屋に通されてホット一息。長旅の疲れを癒す時に、ここから色々と心配するのは大変なので、こういうホテルは1番だと思います。ホテル自体も新しいようでポルトガルらしく綺麗です。
ここで気になるチップですが、ポルトガルでは渡したいと思った時に渡せば良いと思います。私たちは夜も遅かったし娘もいて色々と配慮をしてもらえたので部屋まで荷物を運んでくれた時にチップを渡しましたが、別にアメリカのようにチップ渡さないとめっちゃ非常識だぜ!という感覚も無い。本当に気持ちよくチップが渡せる国です。
レストランなどでは良いところでは払うようにしていますが、それでもアメリカのようにすごい量は出さなくて良いと思います。
このお部屋はリビングとベットルームが別れていてとってもいい感じ!日本から着いたばかりだった私たちにはとても広く感じました。ベットルームはこれだけですが、日本の同じレベルのホテルよりは確実に広いし、リビングもあるので特に問題はなし。というかとても居心地が良いです。
清潔感があって部屋も新しくいい感じ。
恒例時差ボケで変な時間に起きてしまっても、やはりホテルだと色々とやりやすい。万が一何かが足りなくなってしまったらホテルに頼めるし、すぐ横にはショッピングモールもあるのでかなりありがたい立地です。
さてさて、少し落ち着いたらそのあとすぐに気になる水周り。
このガラスが半分まであるシャワーって結構新しいホテルだと目にすることが多いのですが、水が外に出てしまう。笑 そこだけがちょっと気になるポイントでしたが、綺麗でいい感じです。
反対側を見るとトイレ。
このシャワーとトイレが一緒になっている方式は私は全く気にならないのですが、気になる人も多いのかな?特にお友達と旅行などされる際には気になるのかもしれないですね!
トイレの元祖ビデはポルトガルのこういうホテルだと結構どこにでも付いています。日本のビデとは全く違いますが、彼らにとっては結構必要なのでしょうね。私はいつも見ると、トイレと同じ形をしているので、なんとなく使いたくないと思ってしまいます。笑
レセプションもお部屋も施設はとってもいい感じ。スタッフさんもとても良い人たちでした。お部屋は壁の1面が全てマジックミラーのような窓になっていてカーテンを開けるとこんな風に外の風景が見えます。これは時差ボケで変な時間に起きてしまい、偶然目にすることができた朝焼け。綺麗〜!Parque das naçõesの静かなビルのエリアからあの長い長〜い橋、ヴァスコ ・ ダ ・ ガマ橋が良く見えます。
あの橋、17.2kmの長さということでヨーロッパで1番長い橋なのですよ。ポルトガルって意外と「ヨーロッパで1番〇〇ななんとか」ってものが多い気がします。
そして、その下を通る海のような川はポルトガルを代表する川テージョ川です。この橋は万博の寸前の1998年に開通し、インドに到着した500年記念と掛けて「ヴァスコ・ダ・ガマ」の名前がつけられたそう。このエリアParque das naçõesはかなり「大航海時代」意識しています。ここにある有名なマンションも川を向いて船の形をしているのです。やはりポルトガル人にとってあの時代は忘れがたき時代なのですね。
このホテルのすぐ横にあるショッピングモールもヴァスコ・ダ・ガマという名前が付いているし、本当にヴァスコ・ダ・ガマや大航海時代はポルトガル人にとって大切な歴史なのだなと感じます。
しかしヴァスコ・ダ・ガマ橋は長い。遠くから見ているとなんだか夢があって素敵ですが、実際走るとちょっと怖いかも。笑 イタリアで橋が落ちる事件もあったし・・・
でも、色々と思いを馳せながら、このヨーロッパで1番長い橋をこのホテルから眺めているのもとても、面白かったです。この橋はどこまで続くのかな?と思ったのですが、サカヴェン (Sacavém) とモンチジョ (Montijo) を結んでいるらしい。次は走ってみようかな。
明るくなってから再度橋を確認してみたけれど、やっぱり長く、よく造ったなぁとシミジミ思いましたね!!!笑
このエリアは全て新しいエリアで、リスボンにいるようでいないような変わった感覚がする場所でいつも面白いと思います。滞在するにはあまり「色」がないかもしれませんが、実際に住むとなると、施設は整っているし、道は広いし坂もないので、住みやすいのではないかな!と思いました。
実際、中国人移民や投資家にも人気のスポットです。
この辺りをウロウロするのも普通のリスボンとは違った顔が見えるのでオススメ。そしてなんと言っても便利なエリアです。周りになんでもある。VodafoneもあるのでSIMを買う人なんかにとってもかなり便利!!!そしてオリエンテ駅の目の前で空港からも近いので、一晩寝たら、オリエンテ駅から電車に乗って次の目的地へと簡単に行くことができます。
普段遅い時間のフライトの時などは必ず空港のホテルをとる私たち。今回はオリエンテ駅近郊に泊まってみるという挑戦に出ましたが、とっても満足した滞在となりました。これからはこういう方法で私たちも行こうと思うので、ぜひみなさんもやってみてください。
もうすぐポルトガルにも戻れるかもしれないので、ぜひ旅行をプランする際にはここのホテルを候補に入れて見てくださいね!キーワードは面白い名前オリシッポです!笑
それではまた来週!
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10代の頃からフランス、オーストラリア、ブラジルと様々な国々にて10年ほど海外生活を送った後、いわゆる西洋文化の中ではポルトガルが日本人に1番合うと確信。ポルトガル移民が多いブラジルはクリチバに在住中、ポルトガルと出逢い、2014年ポルトガル食品のインポーターに。
ポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を話す。1児の母。趣味は茶道とフルート。
最近は「ZEN」と「マインドフルネス」について調べるのが好き。