ポルトドポルト 初めてのオリジナルグッズ完成！

祝！ポルトドポルト初めてのグッズ、エコバックが遂に完成しました。

最近、バッグの無償化が終わり、たくさんのところでプラスチックバックや紙袋を有料で販売するようになりました。

私たちもその方向へ動き始めようと思ったのですが、いろいろ考えていると、せっかくオリジナルで自分たちの紙袋を作るならば、もっと長く使える素敵なモノを提供したい。と思い今回エコバックの作成に取り掛かりました。

今回のバッグには私たちの会社のたくさんの想いを詰め込んだ特別なモノとなりました。



今回の作品はポルトガル人のデザイナー、ヘレナ　ロウサオンと共に作り出したバッグです。



デザイナー: Helena Louçãoとリスボンにて

彼女はリスボンを拠点として働くデザイナー。彼女の手書きのタッチに惚れ込んで連絡を取ったのがポルトの商品を手掛けることになったキッカケです。今回はロゴの下に、入っている絵を手がけてもらいました。

私たちがポルトガル商品の保存場所として使っている倉庫はなんと100年以上前からある内山家の蔵。元々、蚕蔵だったお蔵をリノベーションしてもらいポルトの蔵として使わせてもらっております。「古いモノはそれだけで価値がある」ということをポルトガルから学んだ私たちは、この蔵を大切に使わせてもらい、それをポルトのアイコンとして役立てております。

下に書いてある瓦の「丸九（マルク）」は明治から使われていた当時の内山家の屋号。高祖父（祖父の祖父）の名前が九吉だったため、そこからきた屋号です。新しいモノにすぐに変えてしまう日本で、私たちは先祖が作り上げてきた古き良きモノを次の世代へつなげて行けたら光栄だと思っております。

 

ポルトのロゴにもなっているリスボンを走る黄色いトラム。私たちはこのトラムに乗っている時に本当にワクワクした気分を味わいました。スリのメッカにもなっているというダークな一面もありますが（笑）リスボンの町をより可愛くしているリスボンのアイコン的存在であり私たちをときめかせたモノでもあるのです。

この下の絵は、そんなトラムがトコトコと海を越え、私たちの蔵へ向かっている様子であります。あのワクワクを日本の私たちの蔵へ、そして蔵からみなさまへ私たちがお届け出来たらという思いが込められております。 

蔵の横にあるオリーブの木は私たちに取って大切なシンボルツリー。平和と知恵のシンボルとするオリーブはポルトガルでは何世紀も前から大切にされてきました。私たちがポルトドポルトを始めるキッカケとなったのも、ポルトガルのオリーブオイル。そんなオリーブを私たちも大切なものとして敬愛しております。

こんな感じでポルトの思いがギッシリ詰まって出来上がったポルトのエコバック。これにポルトの商品やワインをいれるもヨシ。日常バッグに使うもヨシ。私たちはどんな形であれ、このバッグがあなたの日常に小さなポルトガルを運びこみ、またフェリシダーデを連れてきてくれることを心から願っております。



雑誌もスッポリと入る使いやすい大きさにこだわりました。