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アヤナザのポルトガル通信

 

第40回: ブサコパレスで朝食を・・・

2021.08.20

Bom dia!!! みなさん元気ですか?雨!雨!雨の毎日!!!この時期にこんな雨が降ることってあったかな?そう不思議に思いながらも、こっそりシトシトと降ったり、土砂降りの雨を楽しんでいる私です。何を隠そう、私は湿気と暑さにとても弱く、日本の夏がなかなか好きになれない。そして、すぐに体調を崩します。そのため、こうして雨が降っている8月は涼しくて少しありがたい。完全に個人的な理由であり、この雨による色々な被害や、農作物への影響は大変よくないことだとは分かっていますが・・・

コロナが始まってから、日本の夏が辛すぎてどうしようと思っていたところ、コロナで日本から出れなくなったことによって、長野(白馬や蓼科)などの国内の素敵な避暑地を見つけることができたので、そこに関しては少しラッキーな気分だったり。

そしてそして!先週までのポルトのサマーセールに来てくださったみなさま本当にありがとうございました!セールはあまりやらないので、どうかなぁ?と思ったのですが、セールをすることによって、色々なお客様と繋がれたことが本当に嬉しかったです!次のイベントはやはりオフラインでみなさまの顔を見てやりたいなぁと思いました。
 


さて今日は、何の記事にしようかな?と迷ったのですが、前回のブサコパレスの続きの朝食の記録があったので、それをこちらで紹介したいと思います。これだけ書いてもしょうがないかな〜と迷ったのですが、「朝食」ってちょっとワクワク案件なので!笑 それに今後ブサコパレスに泊まる人の役にも少し立つかなと思い。

前回の記事までで、結構ブサコパレス&ブサコ国立公園の様子はお分かりでしょうか?それでは、私が1番感動したと言っても良いかもしれないホテルの朝食を見てみましょう。

雰囲気がクラシックすぎて写真も撮れなかった前の晩とはうって変わって、朝食会場はとてもカジュアルなものになっていました。

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日本人が慣れているであろう「高級ホテルの朝食」とは違い、ポルトガルのホテルの朝食はどこもコンチネンタルでシンプル。そんなコンチネンタルの中では比較的リッチな朝食と言う印象でした。

昨夜のディナー会場と同じ場所にビュッフェの用意がされていてメニューはやはりコンチネンタルの軽いもの。パン数種類から始まり、

f:id:portodoporto:20190418123429j:plainフルーツ系。

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そして、グラノーラやシリアル、チーズなど。

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アメリカ系のホテルのような豪華な演出は一切ありませんが、それでも、しっかりと用意してくれてるいう印象は受けました。

パッと見た感じ、日本人だったら「え?スカスカじゃん!」と思うかもしれないけれど、ポルトガルではこれでも質が良いほうです。日本のように、何かがブッフェで無くなったらすぐに取り替えにきたり、すごい勢いで綺麗にしたり・・・そんなことはなく、スタッフもノンび〜りやっております。しかし、私個人の意見ではありますが、ポルトガルのホテルのスタッフは他のヨーロッパ諸国のホテルのスタッフよりは断然やる気に満ちている!

結構、チップ抜きでお客さんのことを「お客様を喜ばせたい」と思っている方が多いという印象を受けます。(完全にポルトガル贔屓の私の主観が入っていますが。)

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マンゴーはそのまま1個持ってきて食べることができたり、チーズの種類もたくさんあって豪華。娘と主人は朝からたくさん食べる派なので、二人で楽しそうに取ってきていました。私はカプチーノは頼み作ってきてもらいました。宿泊費も安いですし、シンプルなホテルなのですが、なにせお城の造りと歴史が豪華なため、朝から貴族のような気分に。笑

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昨日の夜はじっくり見られなかった天井の模様も、アップにして見るとなんだか本当に一つ一つが綿密に作られていて感心してしまいます。

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 私たちテラス席のゲットに成功!ポルトガルではどこの場所でもテラス席が人気で倍率が高いです!笑 たまに、中しかないレストランだと、「中の席しか今空いてないけどどうする?待つ?」と聞かれるほどテラス席は人気です。笑

完璧なほどの鳥のさえずりが聞こえ本当に録音テープでも聞いているのではないか?と思ってしまうほど素敵な朝の時間が流れていました。笑 外の造りもまたまた豪華でゆっくりと見ながら、あんぐり。世界中にある、この今では造れないであろう建築物は本当に人間の宝だと感じます。

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席からはアリスの庭のような眺めが望めます。庭のサイズは普通のお城に比べて、とても小さなものですが、それでも形はしっかりしている。それに、こんな自然の中で歴史的建造物に囲まれて朝食とはなんとも優雅。

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朝食を食べている場所を反対側から撮るとこんな感じ。食べていた場所が右下のところです。

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ブサコパレスホテルはポルトガル熱と共に、これからどんどん値上がりして行っても全くおかしく無い場所だと思うので、是非早いうちに行ってみてください。安価でシンプルな滞在先なのに、ものすごい長い歴史と豪華な建物を目の当たりにできる、とにかくリッチな場所です。(このコロナでまた世界のポルトガル熱も覚めるかもしれませんが・・・)

個人的にはポルトガルでなかったら、ここまでの本格的な歴史的建造物には泊まれないと思っておりますし、日本人観光客のたくさんの方々がこのホテルを「エアコンがなく居心地が悪い」等のマイナス評価をしておりますが、この長く深い歴史をもつ森の中のお城に快適さを求めることがまずナンセンスだと思うので、私は100%全力でオススメするポウザーダです。

私はブサコホテルはあまり改装などせずに、このまま残っていって欲しいなぁと強く思うポルトガルが色濃く残る素敵なポウザーダだなぁと思いました。

コロナが終わりポルトガルへ行ける日がきたら、みなさん必ず出向いてみてくださいね!!それではまた来週!

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今日の新しいレシピは地中海らしいハーブとレモンを使ったソースとグリークヨーグルト を混ぜて作ったチキン。ヨーグルトの酸味とハーブ&レモンがあなたをポルトガルへ連れて行ってくれますよ!

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Profile
筆者:アヤナザ

10代の頃からフランス、オーストラリア、ブラジルと様々な国々にて10年ほど海外生活を送った後、いわゆる西洋文化の中ではポルトガルが日本人に1番合うと確信。ポルトガル移民が多いブラジルはクリチバに在住中、ポルトガルと出逢い、2014年ポルトガル食品のインポーターに。
ポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を話す。1児の母。趣味は茶道とフルート。

最近は「ZEN」と「マインドフルネス」について調べるのが好き。