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アヤナザのポルトガル通信

第32回:A Padaria Portuguesa 「ザ・ポルトガルのパン屋さん」


2021.04.17

ついにバカリャウが日本の空港に到着。1便目は飛行機で飛ばしました。やっとやっと!日本に到着です!ここから先は私たちの番!今までは自分たちの手元になかったため、色々と指示を出したりすることしかできなかったのですが、日本に入ってからは「ありえないほどの失態」は起きないと信じているので、ホット一安心です。(そう。ポルトガルではありえないほどの失態は日常茶飯事・・・。さすがラテンです。)

ということで、ここからは検疫と食品検査を乗り越えてクリアしたら私たちの蔵へ到着する予定です。検疫は「いつ通る」ということは詳しくは教えてることができないため、この日には入るということが断言できないことに申し訳なく思いますが、来週には入ってくると思いますので分かり次第アップデートさせてもらいます。

さて、スエズ運河で巨大コンテナの座礁があったのは皆さんも知っているかと思うのですが、まさかの日本の船だということを先日知りビックリ!!!先週、いつも車で聞いているCNNのラジオから流れてきたので、なんかヨーロッパ付近大丈夫かなぁ・・・このコンテナ船の座礁により、またトイレットペーパーが無くなったり色々な物資がなくなる可能性があり、解決までに少なくとも数週間かかるとラジオでは言っていたので、ヒヤヒヤしていました。

それがまさか日本の船だったとは。賠償金とか大丈夫かなぁと心配です。


 

さてさて、ポルトガルに行けない今、ポルトガルっぽいパンを見つけては「あ〜ポルトガルっぽいなぁ」と喜んでいる週末の私たち。今日はそんなポルトガルのパン屋さんを一つ紹介してみようと思います。

A Padaria Portuguesa 「ザ・ポルトガルのパン屋さん」

という意味合いです。

最近はどこでも見かけるので、お気づきかとは思いますが、ポルトガルのパン屋さんチェーン店。

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本当に、ここ5年の間に一気に店舗数が増えてビックリしています。と言っても私の記憶は一昨年のものになりますが・・・そのスピードたるや!!!激はや!!!目まぐるしい!!!と思っていたけれど、コロナでかなり厳しいだろうな。全て英語で書いてあったりするのも観光客や外国人向けに作っていると思うので、今経営が大変だと思います。

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ポルトガル人からしたらちょっと高めだし、ちょっとニセモノ。選択肢がないときに街中や、ショッピングモールで食べる感じのお店です。チェーン店のため、めちゃめちゃ美味しい!というパンに巡り会えるわけでもないですが、この味で、このバラエティ豊富なラインアップを出せるのは悪くないのでは?と思うパン屋さんです。

どの店舗も結構明るく、入りやすい雰囲気。

ポルトガルの本格的なパン屋さんはちょっと入りにくい雰囲気というか、「これポルトガル語しかな話せなくない?」という場所が多く、オーダーの仕方のイメージは外国のバーみたいな感じなので、ポルトガル語もあまり分からない、グイグイいくのが不得意な主人などは、本格的なパン屋さんでいつもドキドキしています。

あの外国のバー。列とかなくて、ショーケース前から大きい声でタイミングよくオーダーしないといけないやつ・・・わかりますか? あんな感じです。笑

お行儀が良い日本人にとっては苦手だと思うのですが、ここはそんな雰囲気もなく大変入りやすいので観光客の方にもオススメできます!子供がいる身となってからはベビーカーでも入りやすい割に雰囲気も良い。

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地元のパン屋さんは安くて美味しいけれど、問題は狭い店が多い!!!特にリスボンはベビーカーを連れて入れる地元のパン屋さんはなかなか見つけられないのです。

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こんなに種類が豊富!!!当たりを引くと結構美味しいパンも多数あります!

 

オレンジジュースはその場で作ってくれるし、やはりコーヒー(エスプレッソ)も日本のチェーン店に比べたら確実に美味しい!

子供が出来てからというもの、本当にこだわりの美味しいお店には、あまり出入りができないシーンが多いので、(場所によりますよ。) 今の私たちには、これくらいがちょうど良いのかも。

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肌寒かったこの日は、キッシュとポルトガル野菜スープのセットをオーダーしてみました。パダリアながら、こんな軽食がササっと食べられるのも、タイムリミットがある赤ちゃんを連れている身としては結構ありがたかったのを覚えています。

あと、ポルトガル人と一緒に行動していると基本的に朝は食べないというかパンのみ。私は朝も少し暖かいものを食べたい派なので簡単にしかも短時間で朝スープが食べれて嬉しかった!

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そして、バゲットもオーダー。これはまぁまぁ・・・そこまで美味しくはなかったですが、スープは結構美味しかった!

 

やはりフランスパンなどは、地元のパン屋さんのものが1番美味しいですね!

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 最後はやはりパステル・デ・ナタを食べてしまう私たち。シアードのお店はマンテイガリアのパステルを売っていたりするので美味しいと思いきや、冷めていたのであまり美味しくなかった…

ナタはナタ屋さんで食べるのが1番美味しいですね。やっぱりあの周りのサクサク感が美味しいので、あそこが時間が経ってホニャホニャになっちゃうと、どうしても美味しく食べられない。

A padaria Portuguesa, ポルトガルが初めての人は特にオーダーしやすいお店だと思うので、次に行った時には是非入ってみてくださいね!

少しでも旅行気分を!と思いポルトガルのパン屋さんを今日はピックアップしてみました!これについて知りたいよ〜なんてことがあったら、またメッセージに書いて送ってくださいね!お待ちしております!


旅行ができない今、どんなことができるかな?と思いお家でできる串刺しレシピを考案しました!



ポルトガル調味料マッサをベースにして応用編として作った、「Tempero Doce」で作ったポルトガル料理のエスペターダは、なかなか自分では出せないポルトガルの味の調合を現地してしたモノを、日本に連れて帰ってきたヒトビンです。ポルトガルらしいハーブとパプリカの香りがお口の中に広がって、一気にポルトガルの気分に浸れます。

パプリカ&ハーブの調味料:700円(税抜)

簡単すぎて、レシピはいらないかもしれませんが一応こちらにリンクを貼っておきますね!!!
レシピはこちらから!!!

>>>>>美味しいポルトガル商品はこちらから

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Profile
筆者:アヤナザ

10代の頃からフランス、オーストラリア、ブラジルと様々な国々にて10年ほど海外生活を送った後、いわゆる西洋文化の中ではポルトガルが日本人に1番合うと確信。ポルトガル移民が多いブラジルはクリチバに在住中、ポルトガルと出逢い、2014年ポルトガル食品のインポーターに。
ポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を話す。1児の母。趣味は茶道とフルート。

最近は「ZEN」と「マインドフルネス」について調べるのが好き。